あの花・ゆるキャン△聖地巡りの旅~1速目~

あの花・ゆるキャン△聖地巡りの旅~1速目~

夏――それは人を駆り立たせる季節である。突発的に旅に出かける時の要因としては様々ある、「天気がいいから」「景色が見たくなった」「風がいい感じ」などなど。起きてからそんな感情が降りてきた俺は最初の目的地だけを定めて、後の計画など一つもない状態でバイクを走らせた。今回はそんな当てのない旅の様子をご覧いただこう。

時は8月末日。俺は何度目になるか分からないあの花の聖地巡礼の為、とりあえず秩父へ行くことに決めた。ちなみに時間帯や天気などの都合上、別な日に訪れた際の写真も載せている。その辺も含め楽しんでもらえたらと思う。

名栗湖 有間ダム

突然行こうと思い立った為、時刻は10時前後くらいに出発した。秩父に行く際は16号線を北上し、埼玉県入間市で299号線に入るのがいつものルートであるが、今回は少しひねりを加えてみた。まずは西へ進み高尾の山側から北上して青梅へ。この辺りの道は交通量が少なく走りやすい。16号線に比べて道が狭く閉塞感があるがいい感じだ。ちなみに走っているのは61号線だ。

青梅に着き、ここから53号線に入る。北西に向かい田舎道や山道を走っていく。天気はぎりぎり快調だ。グレートサンシャインスカイからサムタイムフォールしているんだあ。美しいんだなあ。入間川沿いを走っていると左折できるところがあり、その先に”名栗湖”とある。最近は湖フェチなところがある俺は一にも二にもなく見に行った。

名栗湖 色合いはどんより

天気が機嫌を損ねたせいか、心なしか湖にも元気がない気がする。ちなみに写真の後方はなだらかな草地になっていて、ダムっぽさ(高低差のあるコンクリの壁)はなかった。

”彩の国”ってどういうところから来てるんだろ

写真の奥から湖沿いに細い道を走ることができる。少し行ったところには湧き水が出ていた。「直で飲むのはよせ」と書いてるが、ここで飲まなきゃ男が廃るぜ。だって湧き水だぜ?※真似すると最悪なんかの病気になるかもしれないので止めとけ

冷たくて美味い

このまま名栗湖から秩父さくら湖へ抜けるルートを取ろうとしたが、名栗湖の端っこで”通行止め”となっていた。雨の影響かな。「オーマイガッ!」っと叫んで名栗湖を引き返した。再び53号線に乗る。

山道を駆け抜けて299号線にぶつかる。左折して後は秩父まで一直線だ。基本的に横瀬川沿いを走るのだが、これがまたキモツィイーんだ。空気は少しひんやりしてて、川と風が緩やかに流れる感じ。自然とスピードが上がってしまう。頭の中で流れるのは、ザ50回転ズの「Vinyl Change The World」だ。世界を変えるなんて難しいことじゃない。

羊山公園 大慈寺

そんなこんなで秩父へ到着。とりあえず羊山公園へ向かう。ここはあの花のOPにて、ぽっぽが秩父の街を見下ろして黄昏ていた場所である。小高い丘の上には展望公園と芝桜を楽しむ草地などがあり、ピクニックには最適だ。ここでなら特に憂う事が無くても黄昏てしまうような趣があるね。

羊山公園からの景色 秩父市街を一望できるぜ
ぽっぽが腰かけていたとこ 「見晴らしの丘」

公園全体はかなり広いが今回は北側のみを見て回った。桜の季節は花見が楽しそうなところである。

散歩が捗るな
南の方角に武甲山(たぶん)が見える

一通り黄昏終えた俺は羊山公園を後にした。ちなみに羊山公園から交差点を左折すれば秩父だが、真っすぐ11号線を行くと心が叫びたがってるんだ、通称ここさけの聖地がある。この日は行ってないがこちらの様子もご覧いただこう。

11号線に入り最初の信号を左折して小道に入り、少し進むと「札所十番大慈寺」の文字が見える。すると左側に山門が見えてくる。

こんな感じ
良き風情であるな

アニメではこの階段で拓実が会談、、、というよりは筆談をしていた。山門をくぐると大慈寺がある。そしてその脇のところにはベンチが。

この写真を撮った日は誰もいなかったので、しばらくの間まったりした覚えがある。放課後にこういうところで美少女いちゃいちゃしたいものだ。そんな時期はだいぶ前に終わっている俺はアイコスの電源を入れる訳よ。※山門の脇に灰皿があったよ

階段の上から
アオリで撮ってみる これは座りたくなるな

当然ではあるがここさけの聖地はほかにもたくさんある。舞台探訪用のガイドマップがあるみたいなので、そっちを参照するといいよ。あの花ここさけ空の青さを知る人よとそれぞれあるみたいよ。

秩父神社 秩父橋

299号線に戻り進んでいく。踏切が見えると右側に秩父駅が。少し先に秩父神社前の交差点がある。ここにはあの花イルミネーションが鎮座しており、自販機にはちちぶ路サイダーがある。このサイダーはメインキャラクターの6人が印刷されているのだが、かつて来た時にコンプリートしようとして酷い目に遭った。それが下の写真である。

この後めんまが出るまでにつることぽっぽが更に2つ追加

めんまが出てきたときには既に1.5㍑以上サイダーを飲み干しており、結局じんたんが出る前にギブアップした。全部飲めるわけもなく、持って帰って友人に配った。1本300円を10本以上買ったので3000円以上の出費である。この日も1本買ったがあなる。いつかじんたんを出すまで俺は毎年の夏、秩父に来ることだろう。

ちちぶじんじゃ

木々に囲まれ厳かな風格を漂わせるが、交差点は交通量があるので少し気を付けたほうがいい。劇場版の試写会はここで行われた。見に行ったのだが漫画喫茶で寝過ごしたので結局見れなかった。悲しいね。ちなみにその時は友人と来たのだが、友人がガードレール激突一時停止違反のコンボをキメて信じ難いくらいテンションが下がっていた。あんなにも青白い顔を見たのは後にも先にもあれくらいだろう。

そして秩父橋へ向かう。299号線を写真の左に向かい、先の交差点を右折する。後は道なりで到着。駐車場はないがバイクならわきっちょとかに置けるのでバイカーなら楽だぜ。

左に見えるのが秩父橋、写真を撮っている場所が旧秩父橋だ。OPの「青い栞」の撮影に使われたところでもある。空の青さを知る人よでは、冒頭であおいがベースを弾いているシーンもこの橋だったな。

東京モンとしては荒川って綺麗なイメージないけど、ここで見る荒川は綺麗だ。めんまみたいに橋の縁に立つのはおススメしない。落ちたら高い確率で悪霊になるだろう。

旧秩父橋の脇に階段があり、降りると劇場版のキービジュアルとなった聖地がある。

ヤンキーが溜まってそうなところだ

もちろん夜にも来たことがあるが、ここは暗すぎる。右の茂みから川に降りられるが、整備されてるわけではないのでハイヒールじゃ無理だ。当然ハイヒールじゃない俺は川に降りて一服した。

定林寺

荒川の流れに癒された俺は299号線を引き返し、秩父霊場第十七番札所である「定林寺」へ向かう。よきタイミングで小道に入る。まあまあ入り組んだところにある定林寺だが、少し離れたところに駐車場があるので、そこにバイクを停めた。

定林寺はあの花で、いわば”みんなの集会所”といったような場所である。「とりあえずあそこ集合ね」みたいな感じの。寺とはいえ普通に民家が隣接してるので、みんなも来る際は騒ぎすぎないようにしよう。

意外とこぢんまりしてる
たしかにここは居心地がいい

申し訳程度にお参りをして、付近を徘徊してみる。昼間だったが静かでいいところだ。穏やかな雰囲気に反し、寺の脇は絵馬で賑わっていた。

思い思いの願い事がぎっしり

人間としてランクが低い俺は、こういうのを見ると「こんなかで何組のカップルが破局するだろう」とか考えてしまう。そんなんだからこの歳になっても結婚が見えてこないんだろう。

俺の人間ランクはさておき、秩父に住む機会があったら、ここを待ち合わせ場所に使うようにしよう。

手前のベンチはつるこが座ってるイメージある
アオるといい感じ
鬼ごっことかしたいね

頭の中ではGalileoGalileiの「サークルゲーム」が流れている。この後の予定を特に決めていなかったので、ここでボケっとした時間を過ごした。あの花の匂いを一通り楽しんで満足である。

時刻は15時前くらいだったと思うが、このまま帰るのはあまり面白くない。とりあえず秩父駅まで戻ったところで改めて考えた。

地図で調べたところ、秩父から山梨市へと繋がる道がある。ゴリゴリの山越えではあるが、未だかつて走ったことのない道だし、全長6kmというトンネルもあり面白そうなので山梨へ向かうことにした。時間的に少し不安もあったが、「とりあえず行ってみるべ」の精神でスタートを切った。

それでは次回、秩父→山梨の道中の模様をお届けする。願わくばお付き合いいただければと思う。よろしくな。

~2速目に続く~

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