ハルヲススメ -飯能の春を走ったら- ヤマノススメ聖地巡礼ツーリング

ハルヲススメ -飯能の春を走ったら- ヤマノススメ聖地巡礼ツーリング

アマゾンプライムで視聴した、「ヤマノススメ(シーズン2)」。見終わった次の日、俺は早速舞台である飯能に原付を走らせることに決めた。シーズン1とシーズン3はその時点ではアマプラで見ることができなかったが、春になったのでとりあえず行ってみようと思った訳である。

今回は春の埼玉県飯能市へと突撃した、花粉に満ちた1日の様子をご覧いただこう。

※ヤマノススメとは

「しろ」先生による登山をテーマとした漫画。及びそれを原作としたアニメ。インドア趣味の主人公「あおい」と、幼馴染でアウトドア趣味の「ひなた」を中心に登山に挑む姿を描く。俺は全て読破及び視聴したわけではないが、いずれ全部読むし見ると思う。登山好きはぜひ。

飯能へ

花粉が本格的にキツくなってきた3月の中旬。窓の外は快晴だ。俺は重度花粉症だが、晴れているなら走りたくなるのが原付乗りの性である。前日に見たヤマノススメの空気感を味わう為、また、咲き始めた桜を見る為、午前10時頃に家を出発した。

まずは我が地元の八王子から北へ向かう。八王子市→あきる野市→青梅市へと進む。このあたりはしょっちゅう走っているのでとりたてて書くことはない。※いいところたくさんあるよ ほんとよ

サクッと青梅に着き(約1時間ちょい)、東青梅側から成木街道を北上する。脳内BGMはスピッツで「春の歌」。色づき始めた木々の中を進んでいき、でかい交差点まで脳死で走り続ける。小曽木街道と交差するところで右折する。

のどかな交差点だあ

ご覧の通り雲一つない空は何よりも目の保養になるのだ。美人の笑顔の次くらいに。

写真の奥には川が流れていた。青梅から先に進むとかなり田舎感が増すんよなあ。つまり走っているだけで楽しい。

いいところだねえ

小曽木街道をまったりと、信号の少ない走りやすい道である。春の午前中の空気が頬を撫でていった。

頭が勝手にクリアになっていくのを感じながら小曽木街道を北東へと進んでいき飯能に入った。

とりあえずトイレを探して走っていたら飯能河原に着いた。河原の遊歩道的なスペースにトイレがあったので用を足し、河原を一望してみる。

広い

こちら側には駐輪場らしきものはなかったのですぐに退散した。とりあえずアニメで出てきた吾妻峡を目指すことにする。

吾妻峡

ここから入間川の上流方向へ行けばすぐなのだが、70号線沿いを走って入り口を探すも見つからない。橋を渡って入間川の南側に回り、細っこい道を入るとようやく発見した。正直分かりづらい。

道の脇(ほぼ崖上)にバイクを停めて民家の横から森の中へ。下に入間川が見えた。

ナイス森林浴

この辺りは川の周りが木に囲まれていて、道路からも少し離れているので静かな所である。川沿いを少し歩くとドレミファ橋を発見。

いわゆる飛び石である

橋フェチである俺はすぐさま渡る準備を始める。橋の定義が分からなくなる橋だな。

ドンジャンケンポンが捗るな
横から見るとこんな感じ

まあまあ冷たかった。真冬の湘南の海くらい。ヤマノススメセカンドシーズン新七合目では、ここで泳ごうとしていたが水が冷たくて結局泳がなかったという話があるが、確かに夏でも冷たいだろう。真冬の滝壺には何回か飛び込んでいるので、個人的には夏ならなんとかなる気がする。

上流側はこんな感じ
生い茂っとるねえ

ドレミファ橋の先を登ると70号線側の入り口に出る。70号線から民家を挟んで入り口があるので、普通に走ってたら見つからないのも納得である。みんなが来るときは地図で調べるといい。

70号線側の吾妻峡入り口

川に戻ってドレミファ橋を渡り、川沿いを少し歩いた。BGMにあおいとひなたの「夏色プレゼント」。季節は違えどウキウキ歩くならこの曲で決まりよ。

下流の方へけっこう歩けるみたいだが、時間かかりそうなので断念。電車で来たときはぜひ歩いてみたいものである。ちなみに道が整備されているわけではなさそうなので、歩きやすい靴で来るんだぜ。

名前の由来が分からんムーマくん

吾妻峡の景色を楽しみ、バイクへ戻る。ここからもう少し駅側でバイクを停められる場所を探してみたところ、飯能中央公園が停められるようだ。そちらを目指して出発する。

飯能中央公園 天覧山

70号線を駅側に向かって走り、途中の博物館のところで左折し坂を登る。少し進むと市民会館とでかい駐車場が。バイクをわきっちょの草地に停めることができた。

広い公園やで

こちらの公園は桜が綺麗らしいのだが、まだ開花しきっていなかった。二年の時のゴリくらいしか開花していない。あと一週間後くらいなら三年の海南戦ゴリになってくれるだろう。

お前と桜見るの、息苦しいよ

公園自体は開放的で子供を遊ばせるのにちょうどいい感じ。ただ道路が近いから飛び出しに気を付けよう。

公園の北側にはレストラン的な店があり、その奥には今回の目的と言っていい天覧山がある。ヤマノススメの作品内ではあおいとひなたが何度か登った山である。三か月ほど前に右足首の靭帯を損傷した俺は、リハビリがてら登ることを決めていた。

いざ

写真の奥の道へ進んでいく。最初は道路と地続きになっていて、山道という感じではないが勾配が強い。部活の坂道ダッシュとかならここは使うだろう。

意外とキツい

あおいはサンダルで登ってたが結構キツくないか?これ。まあ運動不足と靭帯のせいもあるが。

とはいったものの、あっという間に中腹らしき場所に着いた。トイレもあるしピクニックには良さげである。BGMに「毎日コハルビヨリ」を流しゆるめの登山を盛り上げる。

東屋

この公園とかによくある休憩スペース的なやつ。「東屋」とも「四阿」とも書けるらしい。どちらも読みは「あずまや」である。「四阿」は支柱が4つあるところからこの漢字が使われているとか。ためになったねぇ~。

ここからはしっかり山道っぽくなる。道が二股に分かれているがどちらからでも頂上には行ける。

どっちでもOK

この時は右から行って左側から降りてきた。とはいえ右側はさらに多峯主山(とうのすやま)などに向かっていく道へと分かれる感じなので、今回は左側の道の様子をお伝えしよう。

左はすぐに「十六羅漢像」がお出迎えしてくれる。江戸時代からある像らしく当時からその姿が変わっていないのだとか。歴史を感じるじゃないの。

見えてないが右にもまだ像がある

先を進むと険しい崖の道になる。天覧山全体で言うとここだけやけにマウンテンである。花屋敷タワーオブテラーあるみたいな感じ。

サンダルなら気をつけろ

しかしこのマウンテン感も1分とかからず終わり、すぐに頂上が見えた。

標高195mの気の遠くなるような距離を登り終えて、天覧山の頂点に立った。やった。俺はやったんだ。

開放的だ

終わってみればちょっとしたハイキングレベルで登れるのでリハビリには丁度良かった。そして標高の割りに景色は抜群にいい。木があまり邪魔をしないので見晴らしが素晴らしい。

ここからは埼玉、東京、山梨とかなり広範囲を見渡せるようで、気候条件次第ではスカイツリー富士山が見えるんだとか。すごいんだから。

景色の案内図

この日は天気は完璧と言っていいほどに快晴だったが、大気中の水分量の影響か、俺の視力のせいか分からんが富士山は見えなかった。スカイツリーは見えてるのか見えてないのか分からなかった。今年のクリスマスプレゼントは視力をリクエストしよう。

東京方面
山梨方面

見ている景色は南側で、後ろは更に山が続いている。多峯主山はこの先を1時間ほど歩くようだ。時刻は14時、、、そっちまで行くと今日中に帰る気が失せるので止めておこう。

今まで登った山では一番低いかもしれん

ちなみに展望台の下はこんな感じ。休憩スペースっぽいがやや朽ちている。

夜は怖そう

天覧山の景色と空気を腹いっぱいに楽しみ、下山した。30分もあれば往復できるので、みんなも飯能に来たらぜひ登ってみてね。

ちなみに天覧山の麓にある能仁寺もヤマノススメの聖地らしいがこの時は分からずスルーした。ごめん。

飯能中央公園に戻り、鉄腕アトム像を見に行ってみる。オサムシこと「手塚治虫」先生公認のアトム像らしく、なぜそれがこの公園にあるのかは分からなかった。ピサの斜塔みたいな角度で鎮座している。

おなじみのポーズ

写真の奥には池がある。綺麗な公園だが池は干からび気味で元気がなかった。

水がいっぱいの状態が見たかった

ちなみに写真の真ん中に見える建物の一階は、かつてヤマノススメグッズなどを置いたコンビニだったらしい。今は別の場所に移転しているとか。帰ってきてから知った情報なので、今度行くときは移転先を調べて臨むとしよう。

アトム像の近くにはアニメでもよく出てきた遊具があった。他に誰もいなければ「わぁーー!」って遊んでいたところだが、社会的なプライドに邪魔されたので写真だけ撮って後にする。

楽しそう

高校生の俺であれば部活帰りにここでコロッケを頬張っていただろう。そして憧れの先輩が近くを通るのを期待しながら何をするでもなく待っているが、結局先輩は別の道ですでに帰っていて「あーあ」って思いながら俺も帰るだろう。

クソ虚しい妄想を止めて、公園沿いに駅の方に向かって歩いていく。大きな交差点の近くに「観音寺」があった。

観音寺

こちらもアニメによく登場したところである。あおいひなたここながクレープを楽しんでいたところがこちら。

手前には絵馬がある ヤマノススメ絵馬もたくさん

アニメのイメージだともう少しでかいと思っていたが意外と小さい。人間の鼻は高いとか低いとか形容するが、象の鼻って「長い」以外の形容があるだろうか。

どうでもいい議題に脳のカロリーを使ったが、なんとも形容し難い趣のあるところである。近所に住んでたら、ここを待ち合わせに使うのは間違いないだろう。

ご機嫌だねえ

奥には本尊が。観光名所としての側面もあるためか境内や寺はどこも綺麗に整備されていて美しい場所だ。旅の安全を祈願しておこう。

どっちが本尊かは分からん
右には飯能河原が見える

一通り寺を徘徊して右手の階段を下りる。こちらはあおいひなたハプニングパンティーを晒したところだ。なに言ってるか分からないという君は漫画もしくはアニメを見るといい。ぜひ現場に遭遇したい。

河原側の寺の入り口
また来るぜ

漫画とアニメをしっかり視聴したらどうせまた来るので、再会を一方的に誓い観音寺を後にする。

ここから写真の交差点を右に進んでいき、さらに小さな道を右に曲がって「割石橋」を目指して歩く。こちらもアニメにちょくちょく登場していた橋である。橋フェチとしては行かないという選択肢はない。

飯能の町全体が聖地みたいなもんなので、聖地巡礼マップによると、どこも歩いていける距離みたいだ。もちろん登場した山は別だが。

割岩橋 飯能河原

住宅街を少し歩くとこども図書館が右手に見えてくる。その先に橋があった。

手前にはこども図書館が きゃわいい外観
ナイスな橋

飯能に住んでたとしたら、俺のベストスポットはここで決まりである。この橋は夜になるとライトアップされて綺麗なのだとか。橋の上からは先ほどの観音寺や河原が一望できる。完璧か。

正面に観音寺が

橋から川まではそこそこ高さがあるし水深もそんなに深くないので飛び込んだら死ぬな。それにしても開放的な河原だ。BBQに最適である。この橋の上でかえでが景色を眺めていたら、小心者の俺でもナンパする可能性がある。いや、ないな。

橋を渡りきると左手から川に降りれる道があったのでそっちに行ってみる。

われいわばし
全景はこんなかんじ

川へ降りるとそのまま河原のほうまで行けるようになっている。

下流側
上流側

飛び込みたい衝動に駆られたが替えの下着など持ってきてないので抑えた。写真左を進むと可愛らしい橋が。

きゃわいいんだ

こちらの橋はかつての台風で一度流されてしまったらしいが、今はご覧の通り強めに作り直されている。

近くに売店があったので、ソフトクリームを頂くことにした。うへへ。

んまい

ソフトクリームによってぎうにうを感じたところで更に川沿いを歩いていく。このまま進んで川を渡り飯能中央公園に戻ることにした。

右の建物もアニメに出てきてた気がする
こっちでのBBQもいい感じ

写真の橋と言っていいか分からないコンクリの土台を渡る。子供の頃にこの辺りに住んでたら、この川で毎日遊んでただろうな。

川を渡って小さな道を抜ける。坂を登ると博物館のある交差点に戻ってきた。ここで目の前をヤマノススメラッピングバスが通り抜けた。速攻で写真を撮ろうとしたが大分向こうに行ってしまった。機会があれば乗ろう。

いっちゃった

写真右手の坂を登り、市民会館の前を通り飯能中央公園に戻ってきた。観音寺を中心にぐるっと一周歩いたことになる。ちなみにアニメによく登場する「あおいの家から帰るひなたが歩いている道」のカットがあるが、飯能中央公園の向かい側にあったらしい。この時は気付かずに、写真を編集したり飯能について調べたりしてるときに気づいた。しょうがない・・・・また来よう。

この後は飯能駅や東飯能駅、飯能銀座商店街なども走ったのだが、バイクを停められる場所がいまいち見つからず、陽が傾いて寒くなってきたのでゆっくり見るのは諦めて帰路に着いた。電車で来たとしても半日あれば大体歩いて回れるみたいなので、聖地巡礼をメインに飯能行くなら電車で来るといい。俺の回り方が悪かったのかもしれない。

たしか当初は桜を見るという目的もあったはずだが、イマイチ咲いてなかった。それでも飯能とヤマノススメの空気を楽しむことができたので満足。次はもう少し朝早く出発することにしよう。

おまけ

帰り道は主に16号線を使うのだが、ちょっと道を外れると西多摩郡の瑞穂町に行ける。こちらはCLANNADの聖地があるので少し寄ることにした。既に何回も訪れてはいるが、少し写真を載せておこう。

とりあえず狭山池公園。ゲームには出てくることはないが、アニメだとたまに出てくる公園だ。単純に公園力が高いので普通に散歩するだけでも楽しい公園である。

水質はイマイチだが雰囲気はグッド

この公園では桜が満開で咲いていた。やはり飯能とは気温や気候の差があるんだな。

さいてるのう
名前がわからん花

アニメでも頻繁に登場する場所ではないので聖地感は薄いが、シンプルに公園として楽しい。とりあえず公園を一周した。

コンセプトが理解できない像を尻目に公園を一周。コアなファンなら尚楽しめると思うのでぜひ来てみるといい。駐車場もあるよ。

次にCLANNADと言えばあの坂なので、そっちにも行くことにした。この公園からはバイクで5分とかからず着く。

残念ながら桜は見れない
坂のてっぺんから

坂の上には学校ではなく競技場がある。時間帯的にはちょうど放課後くらいなので、春原の家に向かう朋也の気分で坂を下る。この道に桜が舞い散っていたら、どんだけ綺麗なのだろう。京アニの作画で表現された美しさを思い出しながら歩いていく。

坂の脇にはなっげえ階段がある。最後にこちらを登ることにした。

まあまあえぐい階段

登りきると忠霊塔が夕陽を浴びて佇んでいる。階段の上からの景色をパシャリ。今回はこちらで最後とさせていただこう。

いよいよ陽が暮れてきたのでお家に帰ろう。春の空気を胸いっぱいに吸い込み、次の旅の目的地を画策しながら走り出した。

満足感はかなりあるが、漫画はおろかアニメもシーズン2しか観ていなかったので、全部観てから行ったらもっともっと楽しいだろう。なんにせよこれから何回も行くだろうから、その度に色々な景色が見ることになるはずだ、その時を楽しみにしておこう。

日帰りの突発型ツーリングだったが、かなり楽しく走る、、、いや歩くことが出来た。次回は桜を見るリベンジに山梨→静岡→神奈川を走ります。暇だったらぜひ見てくれると嬉しいです。

以上、春の飯能ツーリングの旅でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。